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口頭

Modelling of the water-rock-microbes interaction in batch experiments

佐々木 祥人; 伊藤 剛志; 浅野 貴博; 吉川 英樹

no journal, , 

室内実験にて、天野(2005)により深部地下環境由来の試料を用いた酸素を含む酸化状態から還元状態への変遷における水-岩石-微生物の相互作用の試験が行われている。結果として、対象試験である水-岩石の反応よりもはやく微生物の一連の呼吸作用で水-岩石-微生物反応系において還元状態になることが示されている。われわれは、微生物活動による酸化還元環境の変化を定量的に評価する目的で微生物影響評価コードの開発を行っている。本報告では、上記実験結果について解析を試みた結果を報告する。地球化学計算コードPHREEQC-2をベースにして、Monod式にて微生物増殖の計算を行えるようにした。解析の結果、好気性菌-硝酸還元菌-発酵菌・硫酸還元菌の順で微生物の増殖及び微生物量の変化がおこり、それに伴う微生物の呼吸作用の影響によるEhの低下及びpH,化学種の変化を再現することができた。

口頭

Unveil the depth of microbial methane production in a sedimentary rock subsurface system

加藤 憲二*; 永翁 一代*; 角皆 潤*; 浅野 貴博; 佐々木 祥人; 吉川 英樹

no journal, , 

深地層においては、酸化還元電位が低い状態が保たれておりそこではメタン生成菌がおもに活動していると考えられる。本研究では、幌延深地層(500m)におけるメタン生成菌の特性について室内試験を行い調査した。メタン生成菌によるメタン生成の基質を加え、20-55$$^{circ}$$Cで培養し温度依存性を調査した。30$$^{circ}$$C, 40$$^{circ}$$Cでの培養でメタン生成菌の活性が最大となり、原位置温度(31$$^{circ}$$C)に近い温度がメタン生成の最適温度であることが明らかになった。メタン生成阻害剤(BES)を加えた場合には、培地中にメタノールの蓄積が見られた。この結果は、原位置のメタン生成菌がメタノールを利用していることを示唆するものである。また、クローニング解析からメタノールを利用するメタン生成菌の存在が示されており、これらも上記試験を支持する結果となった。また、同位体分析から溶存メタンガスは微生物由来であることが示唆された。これらの結果は、幌延深地層において、メタン生成菌が高い活性をもって存在している可能性を示唆するものである。

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